前書き
先日、M.Takeshi さんがIPDLで公開されている特許明細書のテキストデータから、
クレームチャートを自動生成するExcelファイルをご厚意で一般公開されました。
今朝ツィートしたIPDLデータ利用のクレームチャート自動生成EXCEL。罫線まで自動で引きます。簡単な使い方付き。ご自由にお使いください。アップルの特許がサンプルですが他意はありません。//クレームチャートIPDL版.xls - https://t.co/3SLnzXn41X
— M, Takeshi (@tparkm) 2014, 8月 12
このxlsファイル、クレーム(テキストデータ)を2枚目のシートに貼り付けると、1枚目のシートにクレームチャート(イ号との対比表)を自動生成してくれます。![]() |
クレームチャートの出力結果 |
なんとなくモヤモヤしたところ
このxlsファイル、手作業でクレームチャートを作ることに比べれば、大変便利なのですが、- 入力データの制限が気持ち厳しい
- 特許請求の範囲の【請求項1】以降の部分だけを貼り付ける必要あり
- 自分が確認した範囲では、【請求項*】の直後に改行なしで続けてクレームが記載されておらず、かつ、構成要件ごとに改行されているテキストデータならOK
- 構成要件ごとに改行されていない場合、一旦編集が必要
アプリ化の許可を下さったM.Takeshi さん、ありがとうございます。
作ったもの
- テキストデータの貼り付け → 構成要件の調整 → Excelファイル生成 の一連の作業を、1つのアプリ内でまとめてできるようにしました。
- また、入力するテキストデータは、IPDLのテキストデータに限らず、日本語の明細書であれば、どんな記載のされ方であっても、だいたいイイ感じになるようにしました。
ダウンロード
からダウンロードしてください。
(ある程度完成した後、Vectorで公開予定です。)
動作環境
.NET Framework4.0が必要です。
使い方
CCOff.exeを起動します。
特許明細書のテキストデータ(全文でOK;クレームが含まれていればOK)を貼り付けます。
「請求項の記載だけ切り取る」ボタンをクリックしてください。
請求項の記載だけが表示されます。
1行に1要件となるように、改行位置を調整します。
(ウィンドウが狭ければ、枠をドラッグして広げてください。)
「Excelファイルを出力」をクリックしてください。
Excelファイルが自動生成され、開きます。
(Excelファイルは、実行ファイルと同じフォルダ内にoutput.xlsxというファイル名で出力されます。)
あとは煮るなり焼くなりどうぞ。
あとは煮るなり焼くなりどうぞ。